ドコモ光のVDSLモデムから「ピー」と異音がする原因は故障?交換方法を解説

通信

【第1章】「ピー」音の種類で判断する故障サイン|NTT・ドコモ公式資料から判明

VDSLモデムから聞こえる「ピー」「キーン」「シュー」といった異音。まずは、公式の取扱説明書に記載されている「警告音の意味」から確認しましょう。

「ピーピーピーピー」と音がする場合は、最新のファームウェアがあることを通知しています(正常動作)。

— NTT西日本 RT-200NE 取扱説明書より

「ピーピーピーピー」という規則的な短い音は、ファームウェアの更新が必要な合図です。

しかし、多くの異音は経年劣化による物理的な問題です。場合によっては、異音が火災の前兆となることもあります。

【VDSLモデムの異音診断チャート】

異音の種類考えられる原因対処法
ピーピーピーピー
(短い規則的な音)
ファームウェアの更新通知
(正常動作)
ファームウェアを最新版に更新する(自己解決)
キーン・シュー
(連続的な高周波音)
電源回路のコイル鳴きまたは経年劣化 機器交換を検討する(時間帯により自力対応可能)
ブーン・ジー
(低い唸り音)
電源ユニット内部のコンデンサ劣化
(発火の可能性あり)
至急サポートに連絡する(すぐに電源を切るのが安全)

[第1章のまとめ]

「ピーピーピーピー」は警告音。しかし多くの場合「キーン」「シュー」といった連続音は、10年以上使用した機器の経年劣化による「コイル鳴き」や電源回路の劣化です。特に「ブーン」という低い音は火災リスクがあるため、すぐに電源を切るのが安全です。

【第2章】まず試すべき対処法|再起動・配線確認の正しい手順

以下の手順は、NTTドコモ公式のトラブルシューティングに基づいています。

■ 正しい再起動手順

STEP 01

すべての機器の電源プラグを抜く

モデム、ルーター、ONUの順に、すべての電源プラグをコンセントから抜きます。

STEP 02

2分以上待つ

最低2分以上(理想は5分)放置します。機器内部のコンデンサに残っている電荷を完全に放電させるためです。

STEP 03

ケーブルの抜けや緩みを確認する

電話線(モジュラーケーブル)とLANケーブルがしっかり挿さっているか確認します。接触不良が異音の原因になることもあります。

再起動の際の注意点:ONU、VDSLモデム、ルーターの電源を全て切ることで、モデムの状態をリセットできます。ただし、まれに再起動後にネットワーク認証でエラーが発生することがあります。停電時などの認証エラーの場合は、NTTのサポートに対応してもらう必要があります。

[第2章のまとめ]

異音が気になるときは、まず徹底的な再起動を試しましょう。2分以上の放置が重要です。これにより一時的な誤作動がリセットされ、異音が消えることがあります。

【第3章】それでも異音が続く場合|NTT/ドコモへの交換依頼の流れ

再起動や配線確認でも異音が消えない場合は、機器の交換が必要です。ドコモ光のVDSLモデムはレンタル品のため、以下の流れで有償もしくは無償交換を依頼できます。

ドコモ光のモデムを交換できるのは、機器の状況を確認した上で、トラブルの原因がモデムだと判断された場合です。

— NTTドコモ公式「快適ネット生活情報メディア」より
STEP 01

ドコモインフォメーションセンターへ連絡する

電話番号:0120-800-000(ドコモケータイからは151)
受付時間:午前9時~午後8時(年中無休

STEP 02

交換の条件を確認する

レンタル機器の交換は原則有償ですが、モデムの異常が通信品質に影響していると判断された場合は無償交換となることがあります。確認時に詳細を伝えましょう。

STEP 03

発送 or 訪問修理を選択する

会社の判断により、新しい機器を郵送してもらうか、技術者が訪問して交換します。マンションタイプなど配線が複雑な場合は訪問になることもあります。

【交換時のポイント】

  • 故障の理由を伝えやすくする:「ネットが不安定になる」「異音がうるさい」など、具体的な症状を伝えましょう。特に「ネットが途切れる」と言えば対応がスムーズになることもあります。
  • 製造年月を確認する:機器の側面などに記載されている製造年月が10年以上経過している場合、経年劣化として交換を受け入れてもらいやすくなります。

[第3章のまとめ]

VDSLモデムはレンタル品のため、故障の原因がモデムと判断されれば交換は無償となる場合があります。公式サポートに連絡する際は、「ネットが不安定になる」といった通信障害の症状も合わせて伝えると、交換手続きがスムーズに進みます。

【第4章】よくある質問(Q&A)で解決「コイル鳴きは故障なの?」

Q1. 「コイル鳴き」という音は故障ですか?

A. 機器が正常に動作している場合でも「キーン」という高周波音が発生する現象を「コイル鳴き」と呼びます。物理的な故障ではありませんが、電気回路の経年劣化が原因であることが多く、異音を不快に感じる場合は交換を依頼できます。

Q2. 交換したら異音は完全に消えますか?

A. 新しいモデムに交換して異音が消えない場合、考えられる原因として以下のものがあります:1)ONUやルーターからの異音である、2)宅内の電話線のノイズが原因でモデムが警告音を発している、3)マンションのMDF(主配線盤)内のVDSL装置自体に問題がある可能性。交換しても改善しない場合は、再度サポートに連絡して調査を依頼しましょう。

Q3. 自分で買ったルーターからも音がする場合は?

A. 自分で購入した機器の場合は、サポートの対象外です。メーカーのサポートに問い合わせるか、新しい機器への買い替えをご検討ください。

[読者の皆さんへのアンケート]

この記事を読んで、無事に異音問題を解決できましたか? 「こんな異音がするんだけど」「交換してみたけどまだ音がする」といった体験談があれば、ぜひコメントで共有してください。みんなの知識が次の誰かの助けになります。

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