📄 適応障害の診断書を会社に郵送する際の添え状 完全ガイド
文例・テンプレート・注意点をわかりやすく解説(2026年)
適応障害と診断され、休職や療養のために診断書を会社に提出する必要が出てきた。でも「どんな添え状(送付状)を書けばいいのか分からない」「封筒の書き方に不安がある」――そんなお悩みはありませんか? この記事では、適応障害の診断書を会社に郵送する際の添え状の書き方と文例を、状況別にわかりやすく解説します。実際に使える実用的なテンプレートを提供します。
「診断書の提出は、療養に専念するための大切な手続き。添え状で丁寧に状況を伝えれば、円滑なコミュニケーションにつながります。」
📌 この記事でわかること
- 添え状(送付状)の基本的な書き方と構成
- 状況別の文例(休職開始時・復職判断依頼時・診断書発行依頼時など)
- 封筒の正しい書き方と郵送時の注意点
- 適応障害の診断書に関する基本知識
- よくある質問と回答
【第1章】添え状(送付状)とは?なぜ必要なのか
添え状(送付状)とは、書類を郵送する際に同封する簡潔な手紙のことです。診断書のような重要な書類を会社に送る場合、添え状を添えることで以下のメリットがあります。
- 目的が明確になる:「何のために」「どのような書類を」送付したのかを明確に伝えられます。
- 受取人の負担を減らせる:担当者が書類の内容をすぐに理解でき、適切な部署へ回す判断がしやすくなります。
- 丁寧な印象を与える:ビジネスマナーとして、添え状を添えることで誠実な対応を示せます。
- トラブル防止:もし郵送中に封筒が破損しても、中の書類の送り主や目的が分かります。
特に適応障害の診断書はセンシティブな個人情報です。添え状で簡潔に状況を伝えることで、不必要な詮索や誤解を防ぐことにもつながります。
【第2章】添え状の基本的な書き方と構成
添え状は長くなくて大丈夫です。以下の構成を基本とし、A4用紙1枚に簡潔にまとめましょう。
📝 添え状の標準構成
| 項目 | 内容のポイント |
|---|---|
| 日付 | 診断書を郵送する日付(提出期限に注意) |
| 宛名 | 会社名・部署名・担当者名(可能な限り個人名を記入) |
| 差出人 | 自分の氏名・住所・電話番号(会社が把握している情報) |
| 件名 | 「診断書送付の件」など、一目で内容が分かる件名 |
| 本文 | ・書類送付の挨拶 ・同封した書類の具体的名称と通数 ・送付の目的(休職届提出のため、など) ・必要に応じて今後の対応依頼 |
| 結びの挨拶 | 「ご査収のほどよろしくお願い申し上げます」など |
| 署名 | 氏名を署名(フルネームで) |
なお、会社から指定された書式があればそれに従ってください。また、診断書は厳封(封筒に入れて封をする)することが一般的です。添え状はその外側に同封するか、診断書とは別の封筒に入れるようにしましょう。
【第3章】状況別・添え状の文例(テンプレート)
ここでは、よくあるシチュエーション別に添え状の文例を紹介します。必要に応じて文言をカスタマイズしてお使いください。
文例① 休職開始時に診断書を提出する場合
📄 添え状文例(休職開始時)
日付:2026年○月○日 株式会社○○ 人事部 御中 〒000-0000 東京都○○区○○町0-0-0 山田 太郎(あなたの氏名) 件名:診断書送付の件 拝啓 さて、このたび、医師より適応障害の診断を受け、下記の書類を同封いたしましたのでご送付申し上げます。 同封書類: 1. 適応障害の診断書(医療機関名) 1通 つきましては、本診断書をもって、2026年○月○日より○月○日までの休職手続きをお願いしたく存じます。 ご多用の折とは存じますが、ご査収のほどよろしくお願い申し上げます。 敬具 山田 太郎(署名) TEL:090-0000-0000
文例② 復職の可否判断のために診断書を提出する場合
📄 添え状文例(復職判断依頼)
日付:2026年○月○日 株式会社○○ 人事部 御中 〒000-0000 東京都○○区○○町0-0-0 山田 太郎 件名:復職可否判断のための診断書送付の件 拝啓 平素より大変お世話になっております。 さて、このたび、休職期間満了を迎えるにあたり、主治医より添付の診断書を作成いただきましたのでご送付申し上げます。 同封書類: ・適応障害に関する診断書(医療機関名) 1通 つきましては、本診断書に基づき、復職の可否についてご判断いただけますと幸いです。 なお、復職にあたって必要な配慮等がございましたら、別途ご連絡をいただければと存じます。 ご査収のほど、よろしくお願い申し上げます。 敬具 山田 太郎
文例③ 主治医に診断書を書いてもらう際の依頼文(医療機関向け・参考)
これは会社宛ではありませんが、診断書作成を医師に依頼する際の参考として掲載します。
📄 診断書作成依頼(医療機関向け)
日付:2026年○月○日 ○○医院 院長 先生 〒000-0000 東京都○○区○○町0-0-0 山田 太郎 件名:診断書作成のお願い 拝啓 このたび、適応障害の診断に基づき、会社へ提出する診断書の作成をお願いしたく存じます。 つきましては、以下の内容を含んだ診断書の作成を依頼いたします。 ・病名(適応障害) ・発症時期および経過 ・療養に必要な期間(休職期間の目安) ・就業上の制限や配慮事項(あれば) 診断書は直接当方へ郵送、または窓口での受け取りを希望いたします。 なお、診断書作成に必要な費用は別途ご負担いたしますので、お手数をおかけしますがよろしくお願いいたします。 敬具 山田 太郎
【第4章】封筒の書き方と郵送時の注意点
診断書を郵送する際の封筒の書き方や、確実に届けるためのポイントを説明します。
封筒の表書き
- 宛先:会社名、部署名(人事部や総務部など)、担当者名(分かれば個人名)を記入。
- 差出人:自分の氏名と住所を裏面または表面の左下に記入。
- 「診断書在中」の表記:赤ペンなどで「診断書在中」と表記すると、誤って開封されるリスクが減ります。
- 「親展」の表記:「親展」と書くことで、担当者以外が開封しないよう配慮を促せます。
📮 封筒記載例(表面)
〒000-0000
株式会社○○
人事部 御中
診断書在中 親展
郵送方法の選び方
- 特定記録(おおよそ260円程度):配達記録が残る。紛失時の追跡はできないが、配達の証明になる。
- 簡易書留(おおよそ430円程度):配達記録が残り、紛失時の補償もある。確実性を求めるならこれがおすすめ。
- 一般書留(通常+おおよそ420円程度):より厳重な取扱い。特に重要な書類に。
- 普通郵便:記録が残らないため、紛失リスクがある。診断書のような重要書類には非推奨。
※料金は2026年4月現在のおおよその金額です。郵便料金は変更される可能性がありますので、最新情報は日本郵便の公式サイトでご確認ください。
【第5章】適応障害の診断書に関する基礎知識
適応障害の診断書を作成・提出する際に知っておきたい基本事項をまとめました。
診断書に書かれる一般的な内容
- 病名(適応障害、およびサブタイプ:抑うつ気分を伴うものなど)
- 診断年月日
- 症状や経過(簡潔に)
- 療養に必要な期間(休職期間の目安)
- 就業上の制限や配慮事項(例:「残業不可」「夜勤不可」など)
- 主治医の氏名・医療機関名・印鑑
なお、診断書の詳細な内容は医師の裁量に委ねられる部分が大きいです。また、診断書の作成には別途費用(数千円程度)がかかることが一般的です。
診断書を会社に提出する際の法的な注意点
- 提出義務の有無:会社の就業規則に「診断書提出義務」が定められている場合、原則としてそれに従う必要があります。ただし、診断書の内容がプライバシーに関わるため、必要以上に詳細な情報を求められた場合は医師に相談することをおすすめします。
- プライバシー保護:診断書には病名や症状が記載されます。会社はこれを適切に管理する義務があります。
- 診断書の開示範囲:必要以上に詳細な情報を求められた場合は、医師に相談することをおすすめします。
- 診断書の法的効力:診断書は医師の医学的意見であり、会社に対して休職を強制するものではありません。最終的な判断は会社の就業規則や労使間の協議によります。
- 休職期間と診断書の有効性:休職期間の更新には新たな診断書が必要になることが多いです。
【第6章】よくある質問(Q&A)
❓ Q1. 添え状は手書きでも大丈夫ですか?
A. パソコンで作成しても手書きでも問題ありません。ただし、読みやすく、誤字脱字のないようにしましょう。会社が特に指定する場合はそれに従ってください。
❓ Q2. 添え状に病名を書いてもいいですか?
A. 添え状には「適応障害の診断書」と書いても問題ありませんが、個人情報保護の観点から「診断書」とのみ記載する方法もあります。会社との関係性や状況に応じて判断してください。
❓ Q3. 診断書はコピーを取っておいたほうがいいですか?
A. はい、必ずコピーを取って保管してください。郵送中の紛失や会社での紛失に備えるとともに、今後の診断書更新時の参考にもなります。
❓ Q4. 診断書を出す相手が人事部か総務部か分からない場合は?
A. 「人事部御中」または「総務部御中」と記載するか、会社に事前に電話で確認するのが確実です。不明な場合は「人事部・総務部御中」と併記しても構いません。
❓ Q5. 診断書に書かれた療養期間が終わっても回復しない場合は?
A. 再度主治医に診断書を書いてもらい、休職期間の延長申請を行ってください。その際も添え状を添えて提出するのがスムーズです。
【最終章】まとめとアドバイス
適応障害の診断書を会社に郵送する際の添え状は、難しく考える必要はありません。簡潔に「何を」「なぜ」送るのかを伝えれば十分です。この記事で紹介した文例を参考に、ご自身の状況に合わせてアレンジしてお使いください。
また、診断書の提出は療養に専念するための大切なステップです。不明な点があれば、遠慮せずに会社の人事担当者や産業医、またはかかりつけの医師に相談することをおすすめします。
📌 この記事のポイント
- 添え状は「日付・宛名・差出人・件名・本文・結び・署名」を基本構成とする。
- 文例は状況(休職開始・復職判断依頼など)に合わせて使い分ける。
- 封筒は「診断書在中」「親展」と明記し、簡易書留など記録の残る方法で送るのが安心。
- 診断書のコピーは必ず保管する。
- 不安な点は医師や会社の担当者に相談する。
「一人で抱え込まず、必要な手続きを一つずつ。それが回復への近道です。あなたのペースで大丈夫です。」


コメント